Anker Nano II 45Wレビュー【MacBook Airを最速充電できる!】
最近、外出時のモバイルPCとしてM1 MacBook Airを持ち歩いているのですが、バッテリー持ちが良いといえ、やはり充電器の存在はかかせません。
M1 MacBook Airの代替充電器は30Wタイプが主流ですが、45Wタイプであれば最速で充電可能です。
そんな45wUSB充電器の定番といえば「Anker Nano II 45W」
45wタイプはMacBook Airだけではなく、iPadシリーズ、Windowsのノートパソコンまで充電できる汎用性の高い充電器です。
従来のGaN技術をさらに進化させたANKER独自技術「GaN Ⅱ」によって軽量コンパクトサイズを実現。
さらにプラグを折りたたむことができるので、持ち運びしやすいこともメリットです。
本記事では、最大45W出力のUSB-C充電器「Anker Nano II 45W」を紹介します。
Anker Nano Ⅱ 45W の概要
スペック
製品名 | Anker Nano II 45W |
---|---|
サイズ | 約38 × 32 × 30 mm(プラグ部を含まない) |
重量 | 47g |
USB PD対応 | ◯ |
PPS対応 | ◯ |
出力ポート | USB Type-C x 1 |
USB-C 出力 | 5V 3A / 9V 3.0A / 15V 3.0A / 20V 2.25A(最大45W) |
最大出力 | 45W |
プラグ収納 | ◯ |
おすすめ充電デバイス | iPhone ◯ iPad ◯ MacBook Air ◯ MacBook Pro13 △ |
デザイン・付属品
マグネット式で開く化粧箱。
パッケージからも、ブランドイメージを大切にするANKERの姿勢を感じます。
内容物は、本体とマニュアルの2点。
メタリックな質感で仕上がった前面部分とマットな質感のボディ部分は、ミニマムながら高級感のあるデザインに仕上がっています。
背面には、各種認証マークがプリントされています。
プラグが収納できるのは、サイズがコンパクトになるだけではなく、持ち運び時に他の荷物と干渉を防ぐこともできるもメリット。
側面は、シリーズロゴとワット数が記載。
文字のカラーも薄いグレーになっており、一体感があります。
指紋汚れがつきにくいサラサラとした触り心地。
つまんで持ってみると、これだけのコンパクトサイズながら45W出力できる凄さを改めて感じます。
MacBook Airのスペースグレイと比べても、違和感のないカラーリング。
一緒に撮影すると、純正品のようなただずまいです。
黒や白が多いイメージの充電器ですが、シルバーやグレーを基調としたスタイリッシュなデザインは、所有欲を満たすことができます。
「Anker Nano Ⅱ 45W」には、ケーブルが付属していません。
PD対応USB-Cケーブルが別途必要です。
急速充電するには、充電器だけではなくUSBケーブルもPD規格に対応している必要があります。
古いスマホに付属しているケーブルや100均で売っているUSBケーブルでは、急速充電できない可能性があります。
本記事で紹介している「Anker PowerLine Ⅲ Flow」ケーブルはであれば問題なく充電できます。
30wタイプはプラグの折りたたみができませんが、45wタイプはプラグの折りたたみが可能。
サイズ・重量
M1 MacBook Airに付属しているApple純正の充電器と比較すると、コンパクトなサイズ感。
奥行きも純正の充電器と比べてみると、かなり小さいです。
重量も約68gとApple純正の充電器より約30g軽くなっています。
正方形サイズになっているので、複数の充電器をコンセントに挿しても、となりの充電器に干渉しません。
Anker Nano Ⅱ 45W はMacBook Airを最速で充電可能
M1 MacBook Airの充電器は、30Wタイプの充電器が付属されていますが、約43Wで充電が可能です。
Anker Nano Ⅱ 45WとAnker Nano Ⅱ 30Wの充電速度を比較
今回、M1 MacBook Airを利用して、30wタイプと45wタイプでどれくらい充電速度に差がでるのかを検証してみました。
検証マシン | M1 MacBook Air(2020) |
---|---|
検証方法 | バッテリー残量20%の状態から、30分間充電する |
使用充電器 | Anker Nano Ⅱ 45W Anker Nano Ⅱ 30W |
結果は「Anker Nano Ⅱ 45W」が充電開始から30分で54%まで充電できました。
「Anker Nano Ⅱ 30W」と比べると、約1.3倍のスピードで充電できます。
MacBook Airを最速で充電したい方は「Anker Nano Ⅱ 45W」がおすすめです。
充電の推移は以下になります。
充電開始
10分経過
20分経過
30分経過
また、Appleから公表はされていませんが、M1 MacBook Air以外にも、iPad Pro(12.9インチ)も40Wで充電できます。
MacBook Proは60Wタイプが推奨されており、ややパワー不足になるので、同シリーズのAnker Nano Ⅱ 65Wを利用をおすすめします。
iPhoneは20Wが上限になるため、45Wタイプはオーバースペックになります。
iPhoneだけ充電を行いたい場合は、Anker PowerPort Ⅲ Nano で充分です。
Anker Nano Ⅱ 30W / 45W / 65Wと比較
製品名 | Anker Nano II 30W | Anker Nano II 45W | Anker Nano II 65W |
---|---|---|---|
サイズ | 約38 × 32 × 30 mm (プラグ部を含まない) | 約35 × 38 × 41 mm | 約44 × 42 × 36 mm |
重量 | 約47g | 約68g | 約112g |
USB PD対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
PPS対応 | ◯ | ◯ | ✕ |
出力ポート | USB Type-C x 1 | ||
最大出力 | 30W | 45W | 65W |
プラグ収納 | ✕ | ◯ | ◯ |
充電対応デバイス | iPhone ◯ iPad ◯ MacBook Air ◯ MacBook Pro13 ✕ | iPhone ◯ iPad ◯ MacBook Air ◯ MacBook Pro13 △ | iPhone ◯ iPad ◯ MacBook Air ◯ MacBook Pro13 ◯ |
Anker Nano Ⅱ 45W のレビューまとめ
プラグ収納が可能なコンパクトサイズの45w充電器「Anker Nano II 45W」
M1 MacBook Air を利用している方は、40w以上の出力で充電ができるので、外出先でバッテリーが切れそうになっても安心です。
Appleの純正充電器よりコンパクトなサイズの充電器がほしい方に、おすすめできる商品なので、ぜひチェックしてください。