Amazon Fire TV Stick 4K Max レビュー【第3世代 ファイヤーTVスティック 通常版と比較 】

地上波のＴＶ番組より、AmazonプライムビデオやYouTubeといった動画配信サービスを見る時間が多くなってきました。

スマホやタブレットでも動画は見れるけど、せっかくなら大型テレビで迫力のある映像を楽しみたいですよね。

「Fire TV StickファイヤーTVスティック 4K Max」は、簡単な設定とWi-Fi接続を行うだけで、映画やドラマ、ゲームなどのコンテンツを大型テレビで楽しめるAmazonデバイスです。

本記事では「Fire TV Stick 4K Max」の基本機能やできること「Fire TV Stick （通常版）」との比較を行っていきます。

Fire TV Stick 4K Max の概要

「Fire TV Stick 4K MAX」は、テレビのHDMI端子に直接接続して利用できる映像出力用デバイスです。

Amazonプライムビデオをはじめ、NetflixやYouTubeなどの映像配信サービスをテレビの大画面で楽しめるようになります。

デザイン・付属品

本体上部には「Fire TV」のロゴが印字されています。

側面には、電源供給用のマイクロUSBを搭載。

テレビへ接続するためのHDMI端子を搭載。

リモコンには世代があり「Fire TV Stick 4K Max」は「第3世代」のリモコンが付属しています。
以下のボタンはテレビと連動することができます。

「Fire TV Stick 4K Max」のリモコンの中で使用頻度の高いボタンになります。

パッケージ、付属品一式です。

Fire TV Stick 4K Max 付属品

Fire TV Stick 4K Maxの使い方

「Fire TV Stick 4K Max」は、テレビのHDMI端子に接続、USBケーブルを接続した電源アダプターをコンセントに差し込むだけで利用できます。

Fire TV Stick 4K Maxのできること

「Fire TV Stick 4K Max」は、動画コンテンツを視聴するだけではなく、音楽やゲームまで幅広い用途で利用できます。

大画面で動画コンテンツが楽しめる

AmazonプライムビデオやNetFlixといった各動画配信サービスは、PCやスマホ、タブレットでも見ることができます。

しかし、テレビの大画面で見ると迫力が桁違いです。

「Fire TV Stick 4K Max」は「Amazonプライムビデオ」だけではなく、多くの動画配信サービスも視聴することができます。

代表的な対応サービスは以下になります。

リモコンには、各配信サービスへのショートカットキーが搭載されており、ワンタッチで動画アプリが起動できます。

動画配信サービスだけではなく「Amazonミュージック」や「spotify」といった音楽配信サービスにも対応しています。

リモコンで音声検索ができる

アレクサによる音声検索を利用すると作品名を呼びかけるだけで、見たい作品を検索できます。

洋画や海外ドラマのタイトルなどは、若干聞き取りの精度が悪いですが、リモコンで文字を入力する作業より断然ラクです。

また「Echo」シリーズと同様に音声操作によって、天気予報、ニュースといった知りたい情報も教えてくれます。

ゲームを遊べる

Amazonアプリストアで対応ゲームをインストールして遊べます。

テトリスといったパズルゲームもできるので、ちょっとした息抜きにピッタリ。

コントローラーが必要なゲームもありますが、リモコンでも遊べるライトゲームも多数用意されています。

Wi-Fi6に対応

「Fire TV Stick 4K Max」は、Wi-Fiの最新規格「Wi-Fi6」に対応しています。

Wi-Fi6に対応しているルーターを利用していれば、高速かつ安定した通信が可能になるので、4Kビデオコンテンツが途切れることなく再生できます。

Wi-Fi6を利用していない環境でも「Fire TV Stick 4K Max」は利用可能です。

安定した品質で動画を見たい場合は、接続速度が20Mbps以上あれば問題ありません。

15 Mbps以上の高速インターネット接続。一部のビデオアプリ（Netflixなど）は20 Mbps以上を推奨しています。

出典：amazon.co.jp

４K対応で高画質な動画が見れる

「Fire TV Stick 4K Max」の最大のメリットは、精細感のある美しい4Kコンテンツを存分に楽しめることです。

僕が使用しているLG製4Kテレビで解像度が半分（1920 × 1080）の「Fire TV Stick（通常版）」と画質を比較しました。

画質の差は一目瞭然で、明瞭感、コントラストともに圧倒的な差があるので、映像への没入感が違います。

Fire TV Stick 4K Max・ Fire TV Stick との比較

「Fire TV」シリーズは、3製品が発売されています。
※2022年6月現在

	Fire TV Stick（通常版）	Fire TV 4K Max	Fire TV Cube(第2世代)
プロセッサ	クアッドコア 1.3GHz	クアッドコア 1.8GHz	ヘキサコア 2.2GHz + 1.9GHz
メモリ	1GB	2GB	2GB
解像度	2K（フルHD）	4K	4K
Wi-Fi	Wi-Fi 5（802.11a/b/g/n/ac）	Wi-Fi 6（802.11a/b/g/n/ac/ax）	Wi-Fi 5（802.11a/b/g/n/ac）
Bluetooth	4.1	5	5
ストレージ	8GB	8GB	16GB
OS	Fire OS 5	Fire OS 7	Fire OS 7
価格（税込）	4,980円	6,980円	14,980円

「Fire TV Cube」は、CPUやストレージのスペックが高性能、スマートスピーカーも利用できるなど機能性は高いのですが、実売価格も約1万5千円とかなり高額になります。

多くの方が「Fire TV」シリーズを購入する時に悩むところは、フルHD(2K)の対応モデル「Fire TV Stick（通常版）」と「Fire TV Stick 4K Max」の価格差約2,000円ではないでしょうか。

この価格差によって、どちらを選べばよいか分からないとお悩みの方も多いはず。

両モデルを利用してみた僕の結論は、今から購入するのであれば「Fire TV Stick 4K Max」をおすすめします。

「Fire TV Stick 4K Max」がおすすめな理由

今回は画質の違いやレスポンスの違いを中心に解説します。

画質の違い

4Kテレビで再生したときの画質は、両モデルの画質の違いに明確な差があります。

「Fire TV Stick 4K Max」の方が精細感とコントラストが高く、4Kならではの迫力ある映像になります。

さらに階調表現をリアルに表現する「HDR10」や「Dolby Vision」にも対応しています。

4Kテレビを利用している方やこれから購入する予定がある方は「Fire TV Stick 4K Max」をおすすめします。

Amazonで「Fire TV Stick 4K Max」の画質に関するレビューを見る

レスポンスの違い

「Fire TV Stick 4K Max」は、CPUとメモリのスペックが向上しており、メニュー、ページの移動、アプリ起動といった何度も繰り返す操作のレスポンスが圧倒的に速いです。

4K対応のテレビを利用していない場合でも、サクサクと動作する「Fire TV Stick 4K Max」を購入すれば、ストレスフリーな環境でコンテンツを楽しむことができます。

Amazonで「Fire TV Stick 4K Max」の動作速度に関するレビューを見る

デザイン・同梱品の違い

本体の大きさと、中央に配置されたロゴマークが違います。

リモコンは、両モデル共に「第3世代」です。

同梱品も同じ構成です。

サクサク快適に動く！4Kコンテンツを楽しみたいなら「Fire TV Stick 4K Max」

コスパ重視、フルHD（2K）対応テレビで利用するなら「Fire TV Stick 通常版」

Fire TV Stick 4K Max のレビューまとめ

エンタメを快適に楽しむために必需品といえる「Fire TV Stick 4K Max」

とくにAmazonプライム会員の方は、マストアイテムと言っても過言ではありません。

「Fire TV Stick（通常版）」と「Fire TV Stick 4K Max」が販売されていますが、操作する時のサクサク感が快適な「Fire TV Stick 4K Max」をおすすめします。

気になった方はぜひチェックしてみてください。