Amazon Echo Dot (エコードット) 第4世代 実機レビュー【第3世代と比較】
2020年代になって、本格的に普及したスマートスピーカー。
今回紹介する「Echo Dot」は、AI音声認識サービス「Alexa」を搭載したスマートスピーカーです。
僕は3年前に「Echo Dot 第3世代」を初めて購入して、スマートスピーカーの便利さの虜になってしまいました。
「Echo Dot」は、5千円台で買えるコスパの高さからスマートスピーカー入門機として人気の高いモデルです。
本記事では「Echo Dot」のメリット、デメリットの紹介、前世代モデルの「第3世代」の比較を行っていきます。
Echo Dot の概要
デザイン・付属品
「Echo Dot」の本体、付属品一式。
付属品は、取扱説明書とACアダプターの2点。
「Amazon Echo Dot」のカラーバリエーションは3色。
今回のレビュー機のカラーは「チャコール」
球体型デザインの大部分は、ファブリック素材で覆われています。
本体後方部がプラスチック素材になっています。
背面には、電源ポート、3.5mmオーディオ出力を搭載。
上面は、主要な操作ができるボタンを搭載。
- 音量+ボタン
- 音量-ボタン
- マイクオフボタン
- アクションボタン
マイクオフボタン押すと、赤く点灯します。
本体下部のLEDライトも赤く点灯するので、マイクOFFの状態がひと目で分かります。
底面はゴム製になっているので、しっかりとした設置が可能です。
Echo Dotのメリット
「Echo Dot」を実際に利用してみて感じたメリット2点を紹介します。
スマートスピーカー入門機として最適
人工知能AI「Alexa」による音声操作、音楽再生といったスマートスピーカーの基本機能を搭載しながら、実売価格5,980円とリーズナブル。
「スマートスピーカーってどんなことができるの?」といった方の入門機として最適です。
僕が初めて購入したスマートスピーカーは2018年に発売された「Echo Dot(第3世代)」でした。
購入して3年ほど経ちますが、 今では「Alexa」と呼びかけない日はないほどに日常生活に浸透しています。
設置場所を選ばない
片手でつかめるほどのコンパクトなサイズなので、設置場所を選びません。
この大きさなのでデスクの上に置いても、圧迫感がないのもメリットですね。
Echo Dotのデメリット
「Echo Dot」を使用して感じたデメリットを2点紹介します。
「Echo」や「Echo show」シリーズと比べると、音量、音質は控えめ
「Echo Dot」のスピーカーの音質は、上位モデルの「Echo」やディスプレイ付きの「Echo Show 5」と比較すると、音域全体がこもった印象。
ですが、デスクワーク中のBGMに小さな音量で再生するぐらいであれば、充分な音質です。
ディスプレイがない
ディスプレイ付きの「Echo Show」シリーズを使用すると、スピーカーだけでは物足りなくなるということ。
製品のコンセプトが違うため、デメリットとして挙げるには間違ってるかもしれません。
しかし「Echo Show」シリーズを使い始めると視覚から得られる情報量は多いと改めて感じます。
「Echo Show」シリーズであれば、ニュースを動画で見ることができたり、週間天気予報といった音声だけでは理解しづらい情報も文字で確認できます。
音声操作が中心の「Echo Dot」の場合、タイマーの経過時間を知るためには「Alexa、残りタイマー時間は?」と呼びかけなければ確認できません。
ディスプレイ付きの「Echo Show」シリーズであれば、残り時間が表示されます。
Echo Dotでできること
音楽を再生
「Amazon Music」を始め、以下の音楽配信サービスと連携できます。
- Amazon Music Prime
- Amazon Music Unlimited
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- dヒッツ
- うたパス
Amazonプライム会員なら200万曲以上が聴き放題の「Prime Music」が無料で使えるのも嬉しいポイント。
曲名やアーティスト名を呼びかけるとAlexaが検索して楽曲を再生してくれます。
リピートやスキップなどの操作も呼びかけるだけで可能です。
9,000万曲が楽しめる「Amzon Music Unlimited」は月額980円ですが、Echo端末であれば380円で利用できます。
Bluetoothスピーカーとして使う
スマホからBluetoothで接続をして、ワイヤレススピーカーとしても利用可能です。
プレイリストやおまかせの選曲でかける場合は、音声での呼びかけによる再生でも充分かもしれません。
しかし、自分好みの曲やアーティストを見つけたい場合は、スマホアプリを利用した方が探しやすいです。
Bluetooth接続をしてスピーカーとして利用すれば、スマホ内蔵スピーカーより高音質な環境で音楽を楽しむことができます。
アラームやタイマーをかける
「Alexa、16時半にアラームをセットして」と呼びかけるだけでアラームをセットできます。
また「Alexa、3分のタイマーをセットして」と呼びかけるだけでタイマーもセットできるので、キッチンタイマーとしても活躍してくれます。
天気予報を聞く
「Alexa、今日の天気は?」と呼びかけると、天気や気温を教えてくれます。
他にも「Alexa、今日暑くなる?」といった呼びかけには、予想最高気温を教えてくれたり、柔軟に教えてくれます。
ニュースを流す
「Alexa、ニュースを教えて」と呼びかけると、ニュースを読み上げてくれます。
初期設定ではNHKのラジオニュースを読み上げますが「スキル」をインストールすると、さまざまなニュースチャンネルに対応できます。
スマートホーム化ができる
「SwitchBot Hub Mini」といったスマートリモコンを導入すると、テレビやエアコンといった家電を音声で操作が可能になります。
音声操作の快適さに慣れてしまうと、リモコンを使用するのが本当に面倒になるくらい生活の質が向上します。
Echo Dot 第4世代と第3世代の比較
2022年7月現在「Echo dot」シリーズには、「第4世代」と「第3世代」の2種類が併売中です。
「第4世代」と「第3世代」は、Alexa搭載のスマートスピーカーの基本機能は変わりませんが、デザイン、音質が進化したモデルとなっています。
「第4世代」と「第3世代」の外観や音質面を中心に比較を行っていきます。
外観・デザイン
第4世代と第3世代で大きく変わった点は、球体型デザインへの変更です。
第4世代は球体型となり高さが出てしまったことがデメリット。
底面積はあまり変わりません。
音質
第3世代と比較すると、第4世代はボーカルやギターなどの中高音部のバランスが良くなっています。
高音部と低音部のエッジが取れた音質になっており、柔らかく落ち着いた印象。
第3世代はドンシャリ感が強く、長時間聞き続けることが厳しいですね。
作業中のBGM用途であれば充分な音質ですが、上位モデルの「Echo」と比較すると、音質の満足度は下がります。
まとめ
「Echo Dot」の最大のメリットは、このコンパクトなサイズ感と5,980円で購入できるコスパの高さ。
初めてのスマートスピーカーにうってつけのアイテムです。
現在、第3世代と第4世代が併売されていますが、第4世代は空間に馴染みやすい球体型デザインと広がりのある音質に進化しています。
これから購入するのであれば第4世代をおすすめします。
気になった方はぜひチェックしてみてください。